企業の目的は業績だけではなく、人を幸せにすることだと考えます。
従業員を大切にする会社であふれる社会の実現を目指しています。
幸せな会社とは?
これまで「幸せ」とは抽象的な概念であるため、数値として測ることはできないと考えられてきました。そのため、経営指標にも組み込まれてきませんでした。 しかし、国連が2012年から世界幸福度報告書を発表しているように、「幸せ」が世界的な指標になってきていることから、これからの経営には「幸せ」というキーワードが重要な鍵になってきます。 今後は、会社を強くするためにも、幸福度を指標として取り入れ、向上を図ることが重要になってきます。
従業員の「幸福度」を高める
現在、多くの企業がES(従業員満足度)を重視し、仕事に対する満足度の改善や福利厚生・労働環境の充実などの取り組みに力を入れています。 しかし海外の研究では、従業員のパフォーマンスは、「従業員満足度」よりも「従業員幸福度」との相関が高い、という結果がでています。つまり、仕事・生活・プライベート、全てにおいて幸せを感じられる人ほど仕事へのパフォーマンスも高まりやすい、「人として幸せな従業員こそ企業の戦力になる」というわけです。
Wellーbeing_幸せな状態
well-being(ウェルビーイング)とは、心身ともに、さらに社会的にも健康な状態を指し、満足した生活を送れる状態にあることを意味する概念で、「幸福」と翻訳されることも多い言葉です。 人生の多くの時間を職場で過ごしているという事実からすると、ワークライフバランスの点で職場がいかに重要かがわかります。イライラや疲れ、不安といったネガティブなものをいかにワクワクに変えられるのか。それがウェルビーイングの本質で、そのために環境を整えることが重要です。 企業の経営陣ができる最も重要なことは、会社が従業員個人のウェルビーイングを気にかけているという明確なメッセージを発信することです。 従業員ひとりひとりの生き方や価値観をベースに「仕事を通した人生のwell-being」と「職場でのwell-being」について、どうありたいか、組織と人は何ができるのか、わたし達と一緒に考えてみませんか?
従業員が幸せでない会社とは
■ 従業員のやる気がない
仕事に対して受け身で、自己成長の意欲がなく、頑張らなくても給料がもらえればいいと割り切り必要以上の仕事はしない従業員。
■ 職場の雰囲気が悪い
仕事上の情報共有が出来ていないので、従業員同士助け合うことができない。無駄な仕事も増え、機嫌の悪い従業員が多くなる。
■ 従業員が辞めてしまう
職場の雰囲気が悪いので、居心地も悪く、せっかく入った従業員もすぐ辞めてしまう。有能な従業員も、他の会社に移ってしまう。
■ やる気がある
仕事に対して積極的で、仕事を通じた自分の成長を見通す力がついている。自分に対する期待に応えようとする従業員。
■ 雰囲気が良い
従業員同士のコミュニケーションが良く取れており、忙しそうな同僚を手伝ったり、弱点をカバーし合って品質を改善したりしながら、チームで仕事を進めている。
■ 辞めない
従業員それぞれの個性や考え方を尊重された社内は居心地がよく、長く勤めている人が多い。有能な従業員がたくさんいる職場。