インドネシアから見たオンラインビジネスマッチング

 2021年2月18日、インドネシア経済産業省、駐日インドネシア大使館、インドネシアフランチャイズ協会、ANCジャパンが共同で「WIRAYAMA-JDC “Developing Indonesian-Japanese Industrial Collaboration”:日本-インドネシア産業協力の発展」と題されたオンラインイベントがインドネシアで開催され、300を超えるインドネシアの企業やメディアが参加しました。このイベントは、インドネシアと日本の企業を対象としたビジネスマッチングを支援するためのプログラムで、これから1年間毎月開催される予定です。
 2020年10月からサービスが開始された“Japan digital collaboration”は、国境を超えたビジネスマッチングを容易に実現するためのプラットフォームです。日本の企業とASEAN諸国の企業をオンラインでつなぎ、日本企業がASEAN全域にマーケットを拡大できることを目指し、まずはインドネシア国内で積極的に展開されています。“Japan digital collaboration”は、海外展開で課題となる適切なビジネスパートナーとのマッチング、文化や言語などコミュニケーションの不安を、日本と対象となる国がお互いに協力しあい万全のサポート体制を実現しています。

 “Japan digital collaboration”は日本企業のためだけのサービスではなく、ASEAN企業のためのサービスでもあります。インドネシアフランチャイズ協会は、インドネシア国内の企業を支援し、強化するために“Japan digital collaboration”を利用した海外オンラインビジネスマッチングの可能性に大きな期待を寄せています。インドネシアの企業が日本の商品やサービスをインドネシア国内で展開することでビジネスを拡大するためには、特別なヒントが必要です。それが“Japan digital collaboration”なのです。

 第一回目のイベントのダイジェスト版は「WIRAYAMA Vol.1 Strengthening Collaboration Industries Indonesia-Japan」をご覧ください。 インドネシア企業の受け入れ体制は整いました。次は、海外展開を考えたい日本企業の番です。私たちと一緒に、海外進出の第一歩を踏み出してみませんか。

落合 真人