アンドロイドの未来

 現在弊社では、ある経営者のアンドロイドを製作しています。映画やテレビ番組、博物館などエンターテイメント目的ではなく、個人がアンドロイドを製作することができる時代になりました。

 映画の特殊メイクに使われる技術や材料で人間の肌そっくりの質感が出せ、細かな制御ができるエアーコンプレッサーや、小型でトルクの大きなモーターなどの動力源によって可動箇所を増やし、姿形や動作など、より人間に近いモノを作ることができるようになってきています。ここ数年、「マツコ・デラックス」や「夏目漱石」など、誰かをモデルにした、本人そっくりなアンドロイドを目にする機会も増えてきたかと思います。

 姿形は人間そっくりになってきました。「不気味の谷現象」と呼ばれる、人間に近づけば近づくほど気味が悪くなる現象も超えることができそうな予感がします。しかし、頭の中身―知能―は、まだまだ大きなブレイクスルーを必要としている状態です。
 人間のように日常会話をおこなったり、ユーザーからの質問を認識し、用意されているQ&Aから適切な回答を返してくれたりする「チャットボット」はコールセンターなどで利用され始めていますが、特定の個人の思考をもった「知能」はいまだありません。

 弊社では、次代に意思を引き継ぐために、これまでおこなってきている人材育成のノウハウを基に、経営者の叡智を「人工知能」として、アンドロイドに組み込むことにチャレンジしています。 


 ご興味のある方は、こちらから【 経営者アンドロイド https://keieisyaroid.com/ 】      

 

落合 真人