災害列島日本

 記録的豪雨に見舞われた九州南部。 その後、被災地は岐阜県、長野県と広がり、各地で甚大な被害が続いております。 被災された方々にはお見舞い申し上げます。
 被災地では、道路や橋が寸断されており、天候の回復も見込めない中、救援物資が届かない状況が続いているようです。また、災害復旧のためのボランティア活動が、コロナの影響で消極的になっているそうです。県を跨ぐ移動や、密になる環境を避けなければならず、なかなか難しい判断が続いております。
 報道では、“数十年に一度の大豪雨”という表現が連呼されていますが、この状況は近年常態化しつつあるのではないでしょうか。さらに、今年は、海面水温が例年より高いと気象庁は発表していますので、今後も豪雨被害が心配されるところであります。 さらに、NHKの災害報道ニュースの最中に、長野県や関東での地震速報が流れ、中継地が切り替わるなど、本当に心配でなりません。 これまで、人類が侵してきた自然破壊や自分勝手な行動に対し、“これでもか、これでもか”と、お叱りを受けているようでなりません。 もはや、被災は他人事ではありません。 常に、ハザードマップの確認や災害対策など検討しなければなりません。
 一方で、企業においても同様な取り組みが求められます。 経済産業省の生産性革命推進事業に係る補助金である『ものづくり補助金』・『IT導入補助金』・『持続化補助金』には、新型コロナ感染症の影響を受けて、以下の3要素での加点措置や特別枠の設定が用意されております。

 A:サプライチェーンの毀損への対応
 B:非対面型ビジネスモデルへの転換
 C:テレワーク環境の整備     

 今回の、度重なる災害に対し、事業継続と事業転換のきっかけとして、上記の補助金にトライすることは大変重要なことです。 さらに、事業継続計画(BCP)や中小企業庁が推奨する事業継続力強化計画認定制度も確認しておく必要があります。

 『持続化補助金』『テレワーク導入支援サービス』につきましては、それぞれをクリックしていただき、リーフレットをご覧ください。

取締役 牧野 春彦