“働き方改革”の実現に向けて

 注目を集めた今選挙でしたが、小池氏の”排除“発言で、失速した希望の党とは対照的に、圧勝した自民党、第4次安倍内閣が発足しました。首相は、引き続き、経済最優先で取り組むと表明し、その骨子として、「生産性革命」と「人づくり革命」を車の両輪としました。

 人口減少社会における我が国において、安倍総理は「一億総活躍社会」の実現のために、“働き方改革”を錦の御旗に掲げ、様々な策を提示しております。具体的には、長時間労働の改善、非正規と正社員の格差の是正、高齢者・女性・障がい者の方の働き易い環境づくりを支援する。などです。

 さらに、車の両輪である、「生産性革命」の推進には、第4次産業革命を積極的に推進し、IoT化やロボット化により、生産性の向上につながる事例が出はじめております。また、両輪のもう一つである、「人づくり革命」のひとつに、第4次産業革命を主導できる人材として、創造力が豊かでイノベーションを起こせる人材を飛躍的に増やすとしています。これまでのスキル優先の左脳教育から、創造力という右脳教育が広まることを、おおいに期待しております。

 先進企業では、既に、“働き方改革”のアクションプランを設定し、具体的な取り組みが始まっています。そのアクションプランの多くは、時短や有休、育休のような制度やフレームワークの改善ですが、一方では、“組織風土”の改革という、本質に切り込んでいる企業も多数あるようです。

 “組織風土”とは、組織において表面化されている価値観というように、非常に抽象的なことです。この抽象的なことに触れる際に、大切なことは、抽象的な要素を数値化するということです。参加するすべての人が、数値を通して、同じ価値観で考えられるようにしなければなりません。その共通認識の上で、“組織風土”を改善するためにやらなければならないことは、課題の抽出をし、その抽出された課題に優先順位をつけて、合意形成しながら、課題解決に向かうことです。

 弊社は、統計解析に基づき、社内の価値観を数値化すると同時に、課題と優先順位まで詳しく提示できる仕組みを用意しております。本格的に、“働き方改革”に着手される企業様で、進め方に悩まれている経営者の方は是非お問い合わせください。


取締役 牧野 春彦